記録誌

日々の記録。

時間

好奇心は強い方であると思う。何かにのめり込むとそれなりに集中力もある。

 

それでも、幼い頃のような、気がついたら夜になっていた、ということはなくなってしまった。(休日にうたた寝していたら夜、は何度もある)

いつからか、集中は途切れるようになり、雑念に惑わされるようになってしまっている。

 

思い起こせば、ものが増え、いくつかの行動を同時進行して行うようになったのが原因かもしれない。

 

たとえば音楽を聞きながら(聞き流しながら)本を読むとか、

テレビを見ながら食事をするだとか、

携帯をちょこちょこいじりながら、何かの作業をするだとか。

 

時間の節約という言い訳。

しかしその実、集中できない自分をごまかしているだけにすぎない。

 

鶏と卵。

 

自分の体に、いろいろな刺激、情報を同時に大量に受けることは、おそらく気持ちがいいことなんだろう。何かを知った気になれる。知識を得、万能であるかのような錯覚を示す。

それを続けていって、結局、今の自分のような注意散漫な人間になってしまったのだろう。

 

ところで、注意散漫といえば、小学校の通信簿には常に成績以外の欄にそのように評価されていた。もとから、中途半端な好奇心が故の、ただ吹く風になびいている葦なのかもしれない。

こうして書いている文章も散文的で、話題が右往左往している。